お題箱返信(11/7)
11/7 22:33 Web再録である『世界が終わる夜に』を拝読いたしました。もう、言葉が出てこないほど愛おしく、〜 の方≫
まずは返信不要のお心遣いをいただきましたが、ご返信させていただくことをお許しください。とても嬉しかったため、どうしてもお礼をお伝えしたい想いでございます。ありがとうございました。
改めまして、この度は同人誌のWeb再録をお読みくださりありがとうございました。10年近く前の本ですが、こうして長い時を経て新たにお読みいただけたことが気恥ずかしくはありますが、大変嬉しく感慨深いです。大袈裟な表現かとは思いますが、あの時作った本は無駄ではなかったのだと、残しておいて良かったと思いました。その上、読み返してくださっているとのことで…重ね重ねありがとうございます。
この本はピンドラ最終話を受けて、晶馬くんと苹果ちゃんにどうにか一般的な幸せを、二人とも自分自身としての幸せを、ひと時でも良いから享受してほしいという思いで書かせていただいたものでした。一般的、普通とは何か、彼らが幸せではなかったのかと問われれば、答えは出せないのですが(勿論彼らに幸せな瞬間は沢山あったとは思いますし、これ以上ない最後でございました)、晶馬くんと苹果ちゃんにもどうにか…どうにか柔らかで温かな何の柵もない日々を送ってほしかった、叶うならばいつかまた二人がどこかの世界で、と今も尚願わざるを得ません。
どんな話を書いていても肝心なシーンよりも過程に時間をかけてしまいがちなので、いじらしい、丁寧と表現していただけて感極まっております。細やかにお読みいただき恐縮でございます。ピンドラは作品自体が直接的な表現を用いない上に隙間を埋めるのがなかなか難しい作品で、二次創作として表現するのは個人的には難易度が高く、毎度頭を抱えながら書いていました。笑。とは言え、製作側が様々な解釈が出来るよう、答えを「ひとつ」と断定的に提示していないのは、本当にこの作品の愛おしさで、噛めば噛むほど美味しいとはこのことなのだと10年経っても思っています。「輪るピングドラム」という作品、並びに晶馬くんと苹果ちゃんは現在の私にとっても掛け替えの無い存在で、機会があればまた何度でも創作に挑戦したくなる二人です。
10周年を迎えて数年間沈黙していた公式が殻を破って動き始めたタイミングで、こうしてピンドラに新たに触れていただける方がいらっしゃることは一ファンとしても本当に嬉しいです。小説もお読みいただいているとのことでしたので、他の公式関連書籍もおすすめさせていただきます。機会がございましたら是非…!回し者のようになってしまい申し訳ありません。私も来年の劇場版を楽しみに生きています。
この度は私の同人誌再録に熱い感想をくださり誠にありがとうございました。何度御礼を申し上げても足りないのですが、いただいたお言葉を大切にさせていただき、今後も二次創作を続けていこうと思います。
まだまだ落ち着かない日々ではございますが、どうかお体ご自愛の上お過ごしくださいませ。