お題箱返信(12/6)

12/6 16:13 ゆめさんこんにちは。いつも素敵な〜 の方≫

メッセージをいただきありがとうございます。返信ご不要のお気遣いをいただいたにも関わらず、させていただくことをお許しください。感想を書くことや伝えるという行為は少なくとも簡単なことではないと個人的には思っております故、どうしてもお礼をお伝えさせていただきたいと思ってしまう性分です。逆に気負われてしまったら申し訳ないのですが、これは私の我儘ですので、どうかお気になさらず受け止めていただけましたら幸いです。私の本や漫画を読んでくださり、それだけではなく何かを思っていただけたという事実が嬉しくてたまりません。心よりありがとうございます。

10月の本は夏頃に描いた本が比較的厳しめな内容だったので、少しでもやさしいお話が描けたら、という思いから生まれた本でした。一番描きたかったのがしのぶさんと冨岡さんの台詞の応酬だったので、「節」と表現していただけて描き手冥利に尽きます。ラストの落とし方は試行錯誤の末あの形に落ち着きましたが、あの終わり方を選んで良かったのかとお言葉をいただいて思いました。そして、本人的には糖度は低いつもりだったのですが、(当社比で)甘かったのだろうか…!?と今になって恥ずかしくなっています。既に糖度計が狂っていそうなので軌道修正が必要なのかと思いましたが、少しでもお楽しみいただけたようでほっとしております。

web再録もカップリングが異なるものにも関わらず目を通していただき感謝が尽きません。この本を描いた当初、それまで鬼滅ではギャグしか描いていなかったことや、内容も比較的厳しいものでしたので、受け入れていただけるのか非常に不安になっていた記憶があります。今回メッセージをいただいて当時の思いを思い出して懐かしくなりました。
所謂才能がないと言われる人や裏方の仕事をする人に惹かれる傾向があり、アオイちゃんには魅せられざるを得ませんでした。そんな彼女と対極にいるカナヲちゃんとの二人の本を描きたいと思ったのが、鬼滅で自分が本を描き始めたきっかけです。それから纏めるまでに時間がかかってしまったのですが、世に出せて良かったと発行から一年経って再び思っています。丁寧に読み解いていただき、心より御礼申し上げます。この本を描いた頃はまさかしのぶさんが作中から居なくなってしまうとは思っていなかったので、それが如実に表れていると思います。今は描けない話だと思うので、あの頃描いておいて良かったのだと思っています。また、こうして時が経ってから読んでいただくことが出来るのは幸せなことだと改めて噛み締めております。本当にありがとうございます。

この度メッセージをいただき、冬コミも新刊を出せるよう、より一層励んでいこうと思いました。私のために貴重なお時間を使っていただき、感想をしたためてくださったことを深く感謝しております。これからも細々自分なりに漫画を描いていきます。

2019-12-8  07:50